夜咲く花さがし

greenwise

2010年08月04日 09:03

こんにちは、あきもとです。

暑すぎる毎日が続き、アスファルトを照らす太陽にうんざりしそうです。

こんな日は、昼咲くヒルガオもしょんぼりしていますね。



オシロイバナもしょんぼり。。



。。ではなくて、オシロイバナって夜咲く花なんですよね。
夕方からゆっくりと開きはじめるショッキングピンクの花は、
どうやら夜に活動する虫を待っているようです。



南国の景色でも良く見るブーゲンビリアもオシロイバナ科なのに、
一日中咲いているように見えますが、よくよく見ると、
ピンク色の部分は苞葉(ほうよう)と呼ばれる葉っぱと花びらの
途中のようなものだそうです。



本当の花は真ん中の白い部分だそうで、花が終わってもしばらくは
苞葉がピンク色に色づいています。

訪れる虫にとっては、「営業中の札」を一年中だしているお店のようで、
行ってはみたものの、よく見たら営業していないなんてことも
あるのかもしれません。

^^
マツヨイグサの仲間も夜になって黄色い花を開きますね。



漢字で書くと「待ち宵草(まちよいぐさ)」や「宵待ち草」
と呼ばれていて、ツキミソウと呼んだ人の気持ちもよくわかります。

真上からみたら、淡い黄色の花が月夜に輝いていて、
夏の夜の涼しさを感じさせてくれます。


(黄色い花も、朝早くならまだ花が開いていました。)

そろそろあの白いカラスウリの花も咲く季節。
夏の夜、花を愛でながらの帰り道が楽しみです。

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