土壌診断 その2 

greenwise

2008年03月14日 11:20

[なべさんの徒然日記 05]

3月に入り畑仕事も忙しくなってきました。
ジャガイモの植付、トマト、ナス、ニンジン、コカブ等の種蒔きと日々追われるこの頃です。
今まで何も無かった殺風景な畑もビニールトンネル、ジャガシモの畝列等が沢山出来て
とても賑やかになりました。

前回お約束したECの話も、忙しさに追われてなかなかお話することが
出来ませんでしたが、今日14日は、朝から雨が降ってきましたので
畑仕事は中止してお話したいと思います。
EC測定とは、土壌中のチッソの残留量を測定することです。
家庭菜園ではついつい肥料をやりすぎる傾向があるようですが、あまり肥料を
やりすぎると、かえって生育阻害を起こしたり、病害虫の被害を受け易くなったりします。
反対に少なすぎると、生育不良等起こして収量が少なくなったりします。
EC値の測定をすることでおおよその肥料の施用量を把握することが出来ますので
春、秋の野菜の入替え時期に測定しておくと便利です。

計測は、簡易デジタルEC計等、だれにでも簡単に計れる機材が市販されています。
畑の土をほんの少し容器に入れて、蒸留水とともに30回位振り、そのなかに電極を
入れると計ることが出来ます。
扱いも非常に簡単です。

私たちが、自分で土壌検診が出来るのはこのEC検診とPH検診です。
この両方の検診で充分だと思いますのでぜひ皆さんも
自分の菜園の健康状態を計って下さい。
PH測定は、簡易PH測定等の品名で1000円以内で販売されていますので
利用してみてください。

関連記事