菜種梅雨に桜開花

greenwise

2010年03月25日 11:13

[旬の食卓136]

 こんにちは、石坂です。

 桜がちらほらとほころび始めましたね!なぜだかやはり桜が
咲くとうれしくなります。

 見てください!この満開の桜!



 先日新宿御苑に出かけたときに、見事に咲き誇っていたものですが
ソメイヨシノよりもピンク色が濃い“陽光”という品種でした。
カンヒザクラ系のサクラだそうで、新宿御苑ではこのほかにも
カンザクラ系のものが数種類あり、すでに散ってしまったものも
ありました。
 ほかにも、紙の原料にもあるミツマタの花は、遠目に見ると綿の
花のようですが、近づいてみると小さな花が集まって咲いていて
とてもかわいい花でした。



 そしてこちらはスミレ。



なのですが、どこに咲いているかといえば。。。。



なんと松の木のうろ!木に守られるようにひっそりと咲く姿は
すごく可憐でした。


 しかし、今週は冷たい雨が続きます。これは菜種梅雨といって
菜の花の咲く季節の梅雨。花見の計画をしていたのですが、お楽しみは
来週に延期になりそう。
 菜種といわれれば、いっそのことそれを食して雨を追い払って?!
しまいましょう。


[菜の花の白和え]
*2〜3人分材料*
菜の花 1束、木綿豆腐 1丁、
白だし 大さじ2、水 200cc、塩 ひとつまみ、
すりごま 大さじ2、きび砂糖 大さじ2、薄口しょうゆ 大さじ1
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*作り方*

木綿豆腐はキッチンペーパーで包み、重しをのせて水気を
切ります。

白だしを200ccの水で割り、冷やしておきます。

湯を沸かし、塩ひとつまみを入れ、菜の花を2分弱茹でます。

茹でた菜の花をざるにあげ、すぐに2に入れ、10分程度
浸し味をしみ込ませます。

フードプロセッサーに水を切った豆腐をちぎり入れ、すりごま、
きび砂糖、薄口しょうゆを入れ、滑らかになるまで混ぜます。

4を絞り、一口大に切り、5に和えれば完成です。



 本来は擂り粉木で煎ったごまから擂りながら合わせていきますが、
すりごまとフードプロセッサーで簡単に出来ます。香りは幾分
落ちますが手軽に一品、というときには良いですよ。

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