[旬の食卓 121]
新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします!
みなさんはどんなお正月をお過ごしでしたか?
わたしは今年も信州で、雪の新年を迎えました。
大晦日から本格的に降り出した雪は、あっという間に
あたりを真っ白な世界にかえてしまいました。
そりを持って、鎮守の神様のもとへさっそく初詣。
途中には雪の花が咲いていました。
そして、こちらは柿と...上部の黒い小さな実もじつは
小柿という柿で、りっぱに食べられます。寒空に晒された
せいか、甘みが凝縮されていて、干し柿のような感じです。
そして、こちらも実のついたままドライ状態になっている
無花果です。なんか不思議な感じですね。
二日は雪は残っているものの、晴天に恵まれ、照り返しで
目も開けられない程でした。キラキラと輝く景色を楽しみながら
猫も一緒にお散歩です。
雪だるまを作ったり、雪合戦をしたり、最近の東京では
味わえない、雪国ならではの楽しみです。
温暖化で雪は減っているものの、信州の山里ではまだまだ雪遊びが
できるほどです。屋根の雪下ろしや道路の除雪作業は大変ですが
冬らしい、こんな景色はやはり息子が大きくなっても、続いて
ほしいものです。
そして、山を楽しむ達人のおとうさんからお土産をいただき
ました。手作りの蝋燭です!ハニーコムを溶かすところから作った
そうで、左のものは固まっては溶かしを繰り返す方法でつくった
ものです。ひとつして同じ物はできない、貴重な品です。
おとうさんは他にも手作りのこんにゃく(絶品です!)や麦芽から
作る水飴など、食に関しても豊富な知識をお持ちなので、機会が
あれば作り方もご紹介したいと思います。
年の初め、みなさんにとって今年も実り多き一年となりますよう
お祈りします。