[なべさんの徒然日記 03]
今日は立春です。
昨日は家族で大きな声を張り上げて鬼は外、福は内と豆まきをしました。
毎年の行事ですが、子供が小さい頃は鬼の面なぞかぶって盛大にやったものですが、
子供も独立してしまった昨今は、形どうり玄関と窓から小さな声でパラパラと蒔く程度です。
子供の声と一緒なら大きな声でも恥ずかしくないのですが、老境に入った私と私の妻で
大声で蒔くのは、なんとなく気恥ずかしいものです。
昨日は、息子が久々に帰って来て一緒に豆をまきました。
子供の頃ほどではないにしろ、ここ数年より少し大きな声で蒔く事が出来ました。
私にとってこの豆まきは、一年中で一番待ち遠しい行事なんです。
豆をまくと翌日は立春です。
この日を境に春の畑仕事が始まるからです。
立春を過ぎると、空の色、日の光共に強く春を感じます。
今日の空、日の光は昨日の雪のせいもありますが、
春が立ち上がったよと宣言しているような暖かさ、明るさです。
畑を見回したら、雪解けの間にオオイヌノフグリの花が咲いていました。
薄紫のこの花は、立春前後から咲き始めます。
私はこの花を見るとなにより春を感じます。

[オオイヌノフグリ]
春一番の畑仕事は、ジャガイモの植え付け準備です。
肥料を入れ耕します。
耕して1週間ほど肥料をなじませてから、種いもを植え付けます。
インカノメザメ、アンデスレッド等、厳選した種いもが植え付けを待っています。