たまりば

グルメ・料理 グルメ・料理多摩市 多摩市

スポンサーリンク

上記の広告は、60日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  

Posted by たまりば運営事務局. at

焼きかぶのエスニック風

[旬の食卓11]

 こんにちは。
 日に日に温かくなってきた今日この頃。
そろそろ冬野菜も食べおさめでしょうか。
今回は、かぶの実と葉を使ったお料理です!
かぶを存分に楽しみましょう♪

 かぶの実は茎の部分を少し残して、実と葉の部分を切り離しましょう。
なぜなら茎の付け根に成長点があり、栄養が一番詰まっているそう。
ここを食さない手はないのです!
土が詰まっている場合は、よーく洗えばOKです。

 かぶの実を縦1cm幅にカットし、網にのせ、中火でじっくり素焼きにします。
焼ける間に、ドレッシング作り。
このドレッシングが、エスニック風のポイント!
まずは、かぶの葉をみじん切りにしておきます。
そして合わせ調味料をつくります。
材料は、ナンプラー大さじ2、酢大さじ2、砂糖大さじ1、豆板醤小さじ1、胡麻油大さじ1。
(味見をしながらお好みで調整してください!)
胡麻油以外の材料をよく混ぜ合わせ、砂糖がとけたら
先に刻んでおいたかぶの葉をまぜます。
最後に胡麻油をまわし入れて、軽く合えます。
 かぶの実に焼き目がついたらお皿に並べ、
かぶの葉のドレッシングをかけ、完成です!


[焼きかぶのエスニック風]

“エスニック風”で合わせて、グリーンカレーも。
ベランダで成長中のコリアンダーを間引きして添えてみました。
摘みたての葉は、フレッシュで良い香り。
食が進みます♪


[グリーンカレー コリアンダー添え]

  


  • Posted by greenwise. at 2008年02月28日18:48

    早春の香り-セリごはん

    [旬の食卓 10]

     こんにちは。
    今週は晴天に恵まれている東京地方。
    ぽかぽか陽気に春の足音が聞こえてきそうですね。
    朝晩はまだまだ寒いですが、夜道に漂うほのかな梅の香りにも、
    春を感じずにはいられません。

     こんな季節にさらに春を感じる“セリごはん”をつくってみませんか?
    セリの旬は1~4月、まさに今は旬真っ盛り。
    「近所の田んぼや小川の脇に生えているものを摘んで食べている。」
    という方もいらっしゃるかと思います。
    それらは田ゼリや野ゼリと呼ばれるもので、3月頃から
    自生する種類のものです。

     春の七草にも数えられるセリは、実は数少ない日本原産の野菜のひとつなのです。
    そして栄養も満点!
    βーカロチン、ビタミンC、鉄分、食物繊維、葉酸などを含んだ立派な緑黄色野菜。
    また、独特の香り成分には身体を温めたり、発汗作用があったりと寒い冬を
    乗り切る効果が期待出来ます。
    七草の筆頭に来るのも、うなずけるわけです。

     それでは、セリごはんの作り方です!
    材料は米3合、水、酒、塩少々、だし昆布とセリ一束。
    といだ米に酒を回し入れ、塩少々とだし昆布を入れて三合分の水を入れ、炊きます。
    米が炊ける間にセリ一束を刻んでおきます。
    炊き上がったごはんに刻んだセリと白ゴマを適量まぜ、10~15分ほど蒸らします。
    (保温熱でセリがしんなり馴染みますので、色変わりを気にされないようでしたら、
    生のまま混ぜ込んだ方が香りがたちますよ。)


    [セリごはん]

     鍋に入れたり、お浸しにしたりという食べ方が多いようですが、
    わたしはセリといえば昔からこのセリごはん。
    ほかほかの湯気から立ち上る香りを食べているようで、なんとも幸せな気分になります。
     ただし、セリの香りには食欲増進の効果もあるらしいので、
    食べ過ぎには注意です...



      


  • Posted by greenwise. at 2008年02月21日10:00

    土壌診断 その1

    [なべさんの徒然日記 04]

    今日は、土壌診断のPH(ぺーハー)について話をしたいと思います。
    今の時期、畑は冬野菜の収穫もほぼ終わり何も無い状態です。
    こんな時行うのが、土壌の診断です。
    秋野菜、冬野菜と沢山の野菜を育ててくれた畑の健康診断と言ったところでしょう。
    PHとは、中学校の頃の理科の授業を思い出していただければ良いのですが、
    酸性、アルカリ性の話なんです。
    畑も沢山の野菜を育てると少々疲れが出てくるのでしょうね。
    酸性に傾いたりアルカリ性に傾いたりします。
    与える肥料や降る雨の量等によって微妙に変わりますが、
    化学肥料を使い続けたり、雨が多い年など酸性になりがちです。
    日本では、アルカリ性になる事はほとんどありませんが、施す堆肥の種類等によって
    アルカリ化する事もあります。

    植物によって好みの酸度というものがあります。
    極端な例を出すと、目に良いと言われてサプリメントが売れているブルーベリーは、
    PH3,5~4,5位の強い酸性を好みます。
    またホウーレンソウは、PH6,5~7,5の弱アルカリを好みます。(PH7が中性)
    極端な野菜の例は別にして、最大公約数的に6,5~6,7位の弱酸性に
    保つようにしております。
    PHが偏ると、肥料の吸収効率が悪くなり、健康な野菜が育たなくなります。
    病気にかかりやすくなったり、アブラムシ等の害虫がつきやすくなったりします。

    酸性に傾いた場合は、石灰や有機石灰(牡蠣ガラやホタテを粉砕した物)を使います。
    有機石灰は、カルシウムが豊富で畑や野菜のためには良いみたいです。
    ブルーベリーを植える時やアルカリに傾いた土壌は、未調整のピートモスを使って調整
    します。
    ピートモスは、PH3,5~4,5の強酸です。
    有機栽培の畑は自然に弱酸性を保つと言われていますが、年に一回は診断しておくと
    安心です。

    次回は、EC(肥料残留値)の話をしたいと思います。
      


  • Posted by greenwise. at 2008年02月20日13:00

    早春を感じる野菜

    [旬の食卓 09]

     こんにちは。

     二月の三連休は雪が降ったかと思えば
    穏やかな晴天もあったりと、気まぐれなお天気だった東京。
    そんな中、近所の神社では可憐な梅の花がほころび始めていました。


    [青空に白梅]

     三連休のうちの一日は、知人のお寿司屋さんにお邪魔し、
    おいしいお寿司はもちろん、色々なお料理をご馳走になりました。
     中でも今年の初物、鹿児島産の筍のお刺身は、やわらかくも筍特有の
    しゃっきりとした歯ざわりと、独特の香りがあり、春を先取りさせていただきました。
    合わせて菜の花や白魚、のれそれ(アナゴの稚魚)など春を感じる食材を堪能。
    美味でした!


    [春の味満載のお重]
     
     春を感じる野菜といえば、独活(うど)もそのひとつですね。
    しかし独活といっても、大きく2種類あるのをご存知ですか?
    春先に出回る青いものは山独活。苦味があり、香りも野趣あふれるもの。
    もうひとつが軟白独活。白くてヒョロッとしていて、単にウドと呼ばれるものです。
    畑で栽培した根株を秋口に地下の室(ムロ)に移し、
    暗闇の中で発芽させるそうで、東京や関東地方の特産野菜だそうです。
    地下で育つので年中収穫可能らしいですが、やはり山独活の
    イメージからか、春先に食べたい食材のひとつです。
    Sunny Farmで育てていないため、独活を見つけて、さっそく購入。
    短冊に切って水に晒していただきました。
    (独活は、山独活に比べアクが少ないので、風味を楽しみたいなら
    酢水につけない方が香りが残りますよ。)
    今回は、辛子酢味噌・マヨネーズ・昆布塩と三種の味を楽しみました。
    梅かつおやスダチなんかも良いですね。


    [独活の短冊]

     早春のこの季節は、冬のものに合わせ、出始めの春の食材も楽しめる、
    おいしい季節ですね。

     
     
      


  • Posted by greenwise. at 2008年02月12日16:34

    まめテーブルフラワー

    [旬の食卓08]

     こんにちは。
    立春が来たというのに寒い日が続きますね。
    皆さん、節分には“豆まき”なさいましたか?

     豆といえば、こんな寒空にも負けず、
    我が家のベランダではそら豆の花が咲いています。
    間引きがてら豆の枝を一本、小さなテーブルフラワーにしてみました。


     [そら豆の花]

     豆の花って、春先に道端で見かけるカラスノエンドウやスイートピーなど、
    実は結構身近に目にする機会があるものなのですね。
    基本的には白系や赤紫系が多いようですが、モロッコインゲンの
    燃えるような朱色の花だったり、種類によって花の色が違うので、
    花から「どんな豆が育つのかな?」と実った豆を想像するのも、おもしろいものです。
    芳しい香りの藤もマメ科の植物。
    そういえば夏から秋にかけての藤棚には、細長い莢がぶら下がっていますね。
    (しかし、これは毒性があるので食べられないようです...)

     エンドウ豆やそら豆が実ったり店先に並ぶと、若々しい明るい緑が目に眩しく
    “春が来た!”という実感が湧きますが、そのためにはこの寒い時期に確実に春を感じ、
    花を咲かせている姿があるのですね。




     そんなことを考えながら、これまた豆繋がりで
    昨晩は、チリコンカンを作ったのでした...。
      


  • Posted by greenwise. at 2008年02月06日12:59