[旬の食卓 154]
こんにちは、石坂です。
どうやら、関東地方は梅雨入りですね。。。
野菜や植物の成長には、雨は必要なので、しばらく人間は
我慢のときでしょうか。
先日、姉の住む街の八百屋さんに立寄りました。
ここの八百屋さんはフレンチなどのレストランの仕入れも
結構あるらしく、あまり市場には出回らない野菜を発見する
ことが出来るので、よく覗いています。
今回は、こんな野菜を発見
そう、アーティチョークです。朝鮮あざみという名でも呼ばれ
ますが、原産は地中海沿岸だそうです。日本には江戸時代に
オランダから渡来したとのこと。意外に早く伝わったものなの
ですね。
私がはじめてアーティチョークを食べたのは10年程前に
ベルギーに行ったときです。ベルギーはフランスとオランダの
間にある小さな国ですが、ブリュッセルのしょんべん小僧や
アントワープにはフランダースの犬で知られる大聖堂があったり、
日本人にも馴染みのある見所があります。
食についても、実はフランスよりも美食家が集うところ、との
噂もあるとか!?私が立ち寄ったお店もビストロとレストランの
間といった気軽に入れる感じなのに、本格的なおいしい料理を
出してくれました。たしか、アーティチョークとうずらをスープ
仕立てにしてあった一皿で、そのときの記憶のおかげで、私に
とってアーティチョークはおいしい食べものとインプットされました。
しかし、自分で料理することははじめて。。。色々なレシピを
参考にして、チャレンジしてみました
[茹でアーティチョーク ガーリックマヨネーズ添え]
*材料*
アーティチョーク 1個、レモン 1/2個
にんにく 1片、オリーブオイル 大さじ2、マヨネーズ 大さじ3
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*作り方*
1
アーティチョークを洗い、葉の先端のとげの部分を
切り落とします。
2
断面にレモンをすり込み、変色を防ぎます。
3
ナベにたっぷりの湯を沸かし、レモンを絞ります。
そこに茎を落とし、十字に切り込みをいれたアーティ
チョークを入れ、15〜20分ゆでます。
4
その間に細かく刻んだにんにくをオリーブオイルで
熱し、少々焦げ目がついたら火を止めて冷まします。
5
4が冷めたら、マヨネーズに混ぜ、ソースを作ります。
6
ゆで上がったアーティチョークを一枚ずつ剥がし、
根元の方にソースをつけ、歯でこそぐようにして
食べてください。
イメージ的には百合根のような味で、ホクッとしたような
ネチッとしたような食感です。
そういえば、以前グリーン・ワイズの自家菜園Sunny Farmでも
栽培されていました。
見た目も美しいのでそのまま花器に生けても素敵ですよね〜