[旬の食卓 156]
こんにちは、石坂です。
梅雨に入りましたが、今年の梅雨はどうやら雨が少ない
ようで、蒸し暑さはありますが、そういえば雨の予報が
当たらない日が多いですね。
先月ママチャリをついに購入し、もっぱら自転車移動の
身としてはありがたいですが、野菜達にはこの時期の雨は
大きな恵みとなると思うので、ほどほどに雨も降ってほしい
ところですね。
さて今日は新じゃがを使った料理です。
じゃがいもは、家庭では常備野菜で、一年中スーパーなど
では見かけますが、5月下旬頃から出回る小型のものを
とくに“新じゃが”と呼んでいるようです。
皮がうすいのが特徴で、コロコロと可愛らしく、みずみず
しさを感じます。
そして、さらに旬の花鯛。一般的に鯛といえば真鯛を差し
ますが、これは大きくても40cm程で、各地でチコ、チコダイ、
ヒメダイ(姫鯛)、コダイ(小鯛)と様々な呼び名で呼ばれて
いるようです。
チコと呼ぶのは「小さい(ちいさい)魚」の意味だそう。
たしかに小ぶりで可愛いです。
あと、鯛についての豆知識ですが、和食屋で働いているときに
教わったのですが、体に青い斑点や、目の上が青くなっている
ものは“天然もの”の証拠だそうです。
なぜかは詳しく聞いてないですが、青い海をいっぱい泳いだ
その色がうつったんだなぁと勝手に思っています
[新じゃがと花鯛のグリル]
*2人分材料*
新じゃが 6個程度、花鯛 2尾、タイム 5本程度、にんにく 1片、
オリーブオイル 50cc、塩こしょう 適量
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*作り方*
1
花鯛は内蔵と鱗をとり、塩をふります。
2
新じゃがは3等分にスライスし、にんにくも薄く切ります。
3
オーブンを加熱します。
4
耐熱皿に2の新じゃが、1の花鯛、にんにくとタイムをのせ、
さらに塩こしょうとオリーブオイルを回し入れて、
40分程度焼きます。
5
タイムと鯛の表面がぱりっとすれば完成です。
新じゃがを下に敷くと、鯛のうま味がじゃかいもにうつって
良いお味になります。
旬のものは手を加えすぎずとも、素材自体がおいしいので
パパッと調理でおいしくなりますよね
自然の力は、偉大です!