こんにちは、石坂です。
前回に続き、秋のふるさとのお話。今回は福岡編です。
私のふるさとは九州・福岡の“学問の神様”で知られる神社のある
まちです。修学旅行で行ったという方も、いらっしゃるかと
思います。
毎年秋分の日あたりには、大きなお祭りがあり、今回この時期に
帰省した主な目的は、このお祭りと東京で観ることができなかった
阿修羅展を観ることでした。
阿修羅展は上野の東京国立博物館に行った際は、炎天下の下の一時間待ち
だったので断念したのですが、九州国立博物館では夜八時までやって
いたこともあり、観ることができました

「アシュラー」という熱狂的ファンまで登場したらしいですが、確かに
凛とした表情に均整のとれた身体には、魅とれてしまいました。
暗い展示室の中に、朱色に浮かぶその姿は幻想的でもあり、勇ましくも
あり、様々な表情は造形としての美はもちろん、人々が信仰の対象と
して守ってきたことが納得出来る、不思議なパワーを感じました。
向田邦子さん脚本のドラマ「阿修羅のごとく」で、“阿修羅”の存在を
知って以来、いつか実物をみてみたいという思いがふるさとで叶うとは!
なんともうれしいことでした


そして、お宮ではやわらかなろうそくの光が池のまわりを囲む
千灯明があり、池上の舞台では巫女さんによる舞が行われていました。
これに合わせ、「古都の光」という催しがあり、町中に灯籠の火が
ともされ、いにしえのまちが優しい光で包まれた、素敵な夜となりました。

幼なじみや地元の友人も、多くは人の親となって、悪戦苦闘しながら
頑張っていました!家族も、元気に楽しくすごしているようで、ひと安心。
ふるさとの良さを実感出来る、よい滞在でした

さて、秋の味覚のひとつ、きのこを旬の秋鮭と合わせた一品。
フライパンで簡単に出来るのでお試し下さい。
[きのこ(エリンギ)と秋鮭のバター焼き]
二人分材料
秋鮭 2切、エリンギ 1パック、ディル 5本程度
塩胡椒 少々、白ワイン 大さじ2、薄口しょうゆ 大さじ1
バター 大さじ2
作り方
1
秋鮭に塩胡椒をし、ちぎったディルをまぶし、冷蔵庫で1時間ほど
ねかせます。
2
エリンギを食べやすい大きさにちぎります。
3
フライパンにバター大さじ1を熱し、1を入れ焼き色がつくまで
焼きます。
4
3を返し、白ワインと薄口しょうゆを入れ、蓋をし5分程蒸し焼きに
します。
5
4を皿にあげ、ふたたびフライパンを熱し、バター大さじ1を入れ
エリンギをいため、しんなりするまで炒めます。
6
5を焼き上がった鮭にのせ、ディルを少々飾れば完成です。

きのこは今回はエリンギを使用しましたが、お好みで舞茸やしめじ等
ミックスでもOKです!ガーリックをいれてもおいしいですよ
