こんにちは、石坂です。
11月も半ばに差し掛かろうとしていますが、温かい
この頃ですね。やはり温暖化は確実に進んでいるんだなぁと
実感します。
かつては11月といえば、木枯らしが吹き荒み、枯れ葉が
そこここに落ちていたことを記憶しています。熊手でそれらを
かき集め、庭先で焼き芋をすることが、この季節の楽しみでも
ありました。東京の町なかでは、薪も出来ないですから、気が
つけば、このような風景も長らく目にしていないなぁと思います。
焼き芋のかわりではないですが、昨年は安納芋(蜜芋)を
オーブンで焼いて、食べることにはまりました。安納芋は糖度が
非常に高く、オーブンで焼くだけでトロリと柔らかく、スイート
ポテトのようになります。ちょっと感動ものですのでぜひお試し
ください!
そして今回は紅あずまを、最近出回りだした柚子と一緒に蜜煮に
しました。紅あずまは天ぷら等の料理にもあうオールマイティな
サツマイモです。
[紅あずまの柚子蜜煮]
*2〜3人分材料*
紅あずま(細めのもの) 1本、柚子の皮 1/4個分、
きび砂糖 大さじ3、水 400cc
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*作り方*
1
紅あずまを1cm程度の輪切りにします。細めのものが
手に入らない場合は半月切りか銀杏切りにします。
10分程度水に浸し、でんぷんを抜きます。
2
柚子の皮を削ぎ、さらに白い部分を削ぎ落として薄く切ります。
3
小鍋に1、水、きび砂糖を入れます。
2は半分量を入れ、20分程度煮ます。
4
芋が柔らかくなったら最後に2の残りを入れ、優しくまぜ
あわせて、香りをたたせれば完成です。

柚子を二回に分けていれるのは、まず一緒に煮てサツマイモの
変色を防ぐこと、そして煮込むと香りが馴染みすぎるので、
最後に入れて香りをたたせるためです。柚子には香水や化粧品
にも使用されるユズノンという独特の香り成分があるので、
この香りが苦手という方は、最初に入れてしまってください。
わたしは柑橘の中でも柚子は特に好きなので、多めに入れて
しまいがちですが。。。

柚子をいれると後味がすっきりとした味になるので、甘いだけ
ではない、ひと味違った大人のデザートになります
