こんにちは、あきもとです。
キュウリにたくさんの花が咲く季節になりました。
ひとつひとつを見ると、まだ花だけのものから
すでに(おぼろげにですが)八百屋さんで見慣れたキュウリの形をした
ものまで、1本のつるでも生長の勢いを感じずにはいられません。
こんなに小さくまだ白いのに、手で触ってみると、
あの表面のザラザラには、トゲトゲと毛まで生えて少し攻撃的です。
運転中の眠いときに手にもつと、ぱっちり目覚めて良さそうですが、
これも動物から身(実?)を守るための工夫でしょうか。
花から目をうつすと、
巻きひげががっちりと支柱の竹をつかんでいました。
調べてみると、このタイプの巻きひげは、接触した部分に向かって
巻き込む*そうで、無謀にもむやみやたらと手を広げ、
偶然触れた部分に絡み付いているだけの単純なシステムだそうです。
だから、巻きひげどうしで手をつないだり、
どこにも触れられなかった結果、ただ螺旋をえがいたのか。納得。
こうなる前に支柱に誘引してあげましょうね。^―^●
*この性質は「屈触性」と呼ばれています。
ちなみに、ほとんどの植物でみられる光に向かって曲がる性質は「屈光性」、
根っこが地面に向かって伸びるのは「屈地性」または「向地性」というそうです。